消防用水



建築物の高さが31m以上で地階を除く延べ面積が25000平米以上なら必要です。


床面積の合計が12500平米毎に20トン必要です。

端数は切り上げとなります。(例 26000平米では60トンとなります)



敷地面積が20000平米以上で1階及び2階の床面積合計が5000平米以上なら必要です。
準耐火なら10000平米、耐火なら15000平米以上で必要です。
2つ以上の建物がある場合、離隔距離が1階で6m、2階で10m以内なら床面積を合算します。


床面積が2500平米毎に20トン必要です。
準耐火なら5000平米毎に、耐火なら7500平米毎に20トン必要です。

端数は切り上げとなります。



採水口は1個あたり 1100L毎分の水が流れるように設計する。

地盤面より4.5m以下に水槽がある場合は、ポンプが必要になります。
ポンプの吐出量は1個の消防用水ごとに下記のように決める。

大阪市は配管の損失が4.5m以上あるだけでポンプが必要になります。

水量            吐出量

40トン以下        1100L/min

40〜100トン       2200L/min

100トン以上       3300L/min

呼水水槽は必要です。